前日の縄文杉ツアーに引き続き、2日目は白谷雲水峡の苔むす森までご案内いたしました。
この日は午前中を使って半日ツアーへご参加いただきます。
苔の美しい森を、写真をたくさん撮りながらマイペースに歩いていただきました。
ここのところ雨が続いていたので苔もふっくらときれいなコンデションでしたね。
翌日は太忠岳ツアーへご参加いただきます。
大阪からお越しのひとり旅の方を、縄文杉までご案内いたしました。
今回は縄文杉ツアー、白谷雲水峡半日ツアー、太忠岳ツアーと3つのツアーへご参加いただきます。
まずは、屋久島のシンボル縄文杉まで。
寒波の影響で、ちらつく雪を眺めながらたくさん歩いていただきました。
順調に縄文杉まで到着できました。
この日は雪が足元に積もって、登山シーズン中には見れない光景でした。
寒波の影響で寒い日となりましたが、冬の屋久島を体験することができた1日でした。
翌日は白谷雲水峡の苔むす森までご案内いたします。
2022年最初のツアーは、長野からお越しの男性1名様を縄文杉までご案内いたしました。
日本百名山制覇を目指している方で、前日は宮之浦岳へ登ってきたそうです。
この日は先週末の寒波の影響で積雪を心配していましたが、前日の雨で雪もだいぶ溶けていました。
2日連続でのロングトレイルでしたが、縄文杉を目指して元気に屋久島の森を歩いていただきました。
順調に縄文杉まで到着できました。
霧がかかった姿もまたよかったですね。
屋久島らしい森歩き、楽しんでいただけたでしょうか。
屋久島までの行き方や交通アクセス方法はいくつかあるので旅行の計画を立てるにあたって悩むことが多いと思います。
利用する交通機関によって旅行料金や移動時間が変わってきますので、ご自分の予算や旅行スケジュールに合わせて交通手段を選択してください。
屋久島までの各アクセス方法と屋久島から出航している各フェリーをまとめてあります。
初めて屋久島までお越しいただく方にもわかりやすいように情報をまとめましたので屋久島旅行を計画される際の参考になさってください。
日帰りで縄文杉を目指していると到着30分前くらいに現れる屋久杉の銘木、「大王杉」。
その大王杉周辺の登山道切り替え工事が2021年10月から始まっています。
工事期間は2021年12月20日(予定)までですが、工事中の現在も通行自体は可能です。
登山道切り替えの大きな理由は、大王杉の衰退によって倒れてしまうのではないかと心配されているからだそうです。
写真でもわかる通り、裂け目から見た大王杉の中は大きな空洞となっています。
2010年に倒れてしまった翁杉も、内側に大きな空洞があり、それが倒れた理由ではないかと言われています。
倒れるとしたら斜面の下側に木が来るので、安全のために斜面の上側へ登山道を通すことになりました。
新しい登山道は、旧道から見て大王杉の裏側を通るルートをとっています。
工事前の登山道は、大王杉足元の南側を通り、斜面の上に立つ姿を眺めるようになっていましたが、新しい登山道は大王杉の北側を迂回するルートになります。
途中で展望デッキも整備されているので、ゆっくりと眺めたい場合も登山客の通行を妨げにくく工夫されているようです。
新しい登山道が完成次第、旧道は通行禁止になるそうです。
こうやって大王杉の姿を見上げるのも今年で最後になります。
ただ、新しい登山道は今よりも大王杉への距離は近くなるそうですので、それはそれで楽しみではあります。