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屋久島までの行き方や交通アクセス方法はいくつかあるので旅行の計画を立てるにあたって悩むことが多いと思います。

利用する交通機関によって旅行料金や移動時間が変わってきますので、ご自分の予算や旅行スケジュールに合わせて交通手段を選択してください。

屋久島までの各アクセス方法と屋久島から出航している各フェリーをまとめてあります。
初めて屋久島までお越しいただく方にもわかりやすいように情報をまとめましたので屋久島旅行を計画される際の参考になさってください。

 

まずは、屋久島ってどこにあるの?

 

屋久島は、1993年12月に日本で初めて「世界自然遺産」に登録された島です。
ジブリ映画『もののけ姫』でも有名なので、名前は聞いたことのあるものの、実際にどこにあるか知らない方が多いと思います。

屋久島は鹿児島県の離島で、九州最南端の大隅半島佐多岬から南西に約60kmのところにあります。
本州よりも沖縄のほうが近いと思われがちなのですが、沖縄本島から500km以上離れています。

島の面積は504.29km²で、東京23区の面積(627.6 km²)や淡路島の面積(592.55km²)より小さいくらいの大きさです。

縄文杉や白谷雲水峡、日本百名山でもある宮之浦岳があることで有名ですが、それだけにとどまらないおおきな魅力のあふれる島です。

 

屋久島までのアクセス方法は大きく分けて3つ

 

屋久島までの移動手段は、大きく分けると3つの方法があります。

  • 飛行機を利用する。(屋久島空港⇔鹿児島空港、屋久島空港⇔福岡空港、屋久島空港⇔大阪 伊丹空港)
  • 高速船を利用する。(高速船トッピー・ロケット〈鹿児島本港南ふ頭⇔屋久島 宮之浦港、安房港〉)
  • フェリーを利用する。(フェリー屋久島Ⅱ 〈鹿児島本港南ふ頭⇔屋久島 宮之浦港〉、フェリーはいびすかす 〈鹿児島 谷山港⇔種子島 西之表港⇔屋久島⇔屋久島 宮之浦港〉、フェリー波之上,フェリーあけぼの〈沖縄・奄美群島の各港⇒屋久島 宮之浦新港※上り便のみ運行〉)

 

屋久島までのアクセスマップ

福岡空港と大阪 伊丹空港からは直行便がありますが、そのほかの直行便はありません。
東京や関東圏、名古屋、関西圏などその他の地域にお住いの方は、まず鹿児島まで飛行機や新幹線などでお越しいただく必要があります。

鹿児島まで到着後、ご自身の予算や移動にかかる時間を加味して屋久島までの交通手段をお選びください。

屋久島までの移動時間

 

①飛行機を利用して屋久島へ

屋久島空港

鹿児島空港から屋久島空港まで飛行機を使って移動します。
鹿児島から屋久島までの移動時間は40分ほどなので、移動時間を一番短くできる手段です。

屋久島空港は、屋久島内の中で宿の多い地域の宮之浦地区と安房地区のちょうど真ん中に位置した場所にあります。

また、福岡空港と大阪 伊丹空港は1日1便ずつ屋久島までの直行便が運航しています。

 

鹿児島空港⇔屋久島空港

所要時間 40分

福岡空港⇔屋久島空港

所要時間 1時間10分

大阪 伊丹空港⇔屋久島空港

所要時間 1時間45分

 

②高速船を利用して屋久島へ

高速船乗り場 案内板

鹿児島本港南ふ頭から屋久島まで高速船を利用して移動します。

高速船トッピー・ロケット

高速船 トッピー・ロケット

屋久島までの移動時間は、利用する便にもよりますが2時間30分ほどです。

運賃は、
片道 大人11,600円、小児5,800円
往復 大人21,100円、小児10,550円
※小学生は大人運賃の半額。小学生以下は、座席を使用しない場合、大人1人につき小児1人無料。座席を使用する場合、大人運賃の半額。

鹿児島本港の高速船旅客ターミナル。

利用する便によって到着する港が変わり、北部の宮之浦港と南部の安房港の2つに寄港します。
また、指宿を経由して運航する便もありますので屋久島と合わせて指宿観光をお考えの方にはそちらを使っていただくと便利です。

 

飛行機や新幹線などを使って鹿児島まで移動する場合は鹿児島本港までの移動に時間がかかります。
(鹿児島空港から連絡リムジンバスで1時間、鹿児島中央駅からバス・タクシーで15分)

運賃や時刻表はこちらをご確認ください。
鹿児島交通
南国交通株式会社

 

③フェリーを利用して屋久島へ

鹿児島本港南ふ頭 フェリー乗り場

鹿児島の各港から屋久島までフェリーを利用して移動します。
一般的に屋久島旅行の方が使う船は、フェリー屋久島Ⅱフェリーはいびすかすの2つあり、どちらも車両の積み込みが可能です。
出航する港と時間がそれぞれ違いますので、間違えないように注意してください。

 

フェリー屋久島Ⅱ

フェリー屋久島Ⅱ

乗り場は鹿児島本港南ふ頭。高速船乗り場の近くです。屋久島の宮之浦港に到着します。

鹿児島発 8:30 → 屋久島着 12:30
屋久島発 13:30 → 鹿児島着 17:40
所要時間は4時間ほど。

運賃は、

2等料金
片道 大人5,200円、小児2,600円
往復 大人9,900円、小児5,000円

1等料金
片道 大人6,500円、小児3,200円
往復 大人12,000円、小児5,900円

各種割引や車両運賃等はこちらをご確認ください

 

フェリーはいびすかす

フェリーはいびすかす

乗り場は鹿児島谷山港。鹿児島本港南ふ頭から車で40分ほどかかります。
フェリー屋久島Ⅱとは乗り場が違いますので、間違えないように注意してください。

このフェリーが特殊なのが、出港日に種子島の西之表港へ寄港して、種子島へ1泊後の翌朝に屋久島へ到着することです。
鹿児島発 18:00 → 種子島着 21:40 → 種子島発 翌朝5:00 → 屋久島着 7:00
屋久島発 8:10 → 種子島着 10:10 → 種子島発 11:00 → 鹿児島着 14:40

屋久島までの利用者は船内の客室で1泊することになります。
カップラーメンと飲み物の自動販売機はありますが、売店はありません。
種子島寄港中に船から降りることもできませんので、夜のお食事の準備は事前に済ませましょう。

運賃は、
片道 大人3,900円、小児2,000円
往復 大人7,800円、小児3,900円

各種割引や車両運賃等はこちらをご確認ください

 

※発着港谷山港から鹿児島市内(中央駅、天文館等)間の接続バスが運行しています。谷山港まで移動手段のない方はバスをご利用ください。

鹿児島市内~七ツ島1丁目行き(5番線 卸本町・七ツ島1丁目線)バス時刻
金生町発(15:41)→中央駅発(15:48)→谷山港着(16:34)

谷山港→鹿児島市内行きバス時刻
谷山港発(15:16)→中央駅着(16:02)→金生町着(16:09)

 

フェリー太陽Ⅱ

フェリー太陽Ⅱ

屋久島観光の方にとってあまり一般的な方法ではないのですが、屋久島と種子島を結ぶフェリーを使って屋久島入りも可能です。
また、屋久島のお隣の火山島、口永良部島までもこのフェリーで行くことができます。

運賃は、
片道 大人(12歳以上)1,460円、小児(6歳以上12歳未満)730円
種子島 島間港→屋久島 宮之浦港の所要時間は1時間5分です。
出航時間は偶数日と奇数日で違います。
運行時間や車両運賃等はこちらをご確認ください

 

沖縄や奄美大島などからも屋久島へ行けるようになりました。

 

鹿児島(新港)~奄美大島(名瀬港)~徳之島(亀徳港)~沖永良部島(和泊港)~与論島(与論港)~沖縄本島(本部港、那覇港)を結ぶ、マルエーフェリーの「フェリー波之上」と「フェリーあけぼの」が屋久島に寄港することになりました。

ただし、寄港には条件があり、
沖縄本島と奄美群島の各港を毎週金曜日に出航する上り便のみの運行です。
鹿児島新港からの下り便は寄港しませんので注意してください。

乗船は完全予約制です。
事前予約1名様以上で屋久島寄港となります。

乗船時間や運賃は乗船する港によって異なりますので、くわしくはこちらをご確認ください

 

2021年7月26日に沖縄北部やんばる地区と西表島、奄美大島と徳之島は「世界自然遺産」に登録され、この運航を機に世界遺産をはしごした島旅をできるようになりました。

屋久島と合わせて沖縄と奄美群島への旅行をお考えの方は利用してみてはいかがでしょうか。

 

縄文杉を眺める

屋久島で宮之浦岳縦走登山や縄文杉トレッキングを日帰りではなく山泊で行かれたい方に向けて、山小屋(避難小屋)やテント場でのキャンプをする際の場所や使い方、トイレの状況、水場の場所、利用時のルールやマナーをまとめました。

屋久島で初めて登山をされる方や山中での宿泊が初めての初心者の方はぜひ参考になさってください。

 

屋久島内の山小屋やテント場について

 

屋久島島内には全部で6か所の山小屋(避難小屋)があります。

  • 白谷山荘 (標高 825m、収容人数 約60人)
  • 高塚小屋 (標高 1,330m、収容人数 約20人)
  • 新高塚小屋 (標高 1,460m、収容人数 約60人)
  • 鹿之沢小屋 (標高 1,550m、収容人数 約20人)
  • 淀川小屋 (標高 1,380m、収容人数 約40人)
  • 石塚小屋 (標高 1,600m、収容人数 約20人)

すべての小屋が管理人の常駐していない無人の避難小屋です。
利用は無料ですが、維持管理の費用は世界自然遺産屋久島山岳部環境保全協力金で一部賄われています。(任意金です。)
宿泊の際は事前予約できず、早いもの勝ちになります。
寝具(寝袋、シェラフやマットなど)やガスとバーナー、コッフェルなどの調理道具、食事の備え付けはありませんのでご自分で準備いただく必要があります。

テント泊の場合は各小屋近くのテントスペースを使います。屋久島の山中は小屋付近以外でのテント泊やキャンプは、緊急時を除いて原則として禁止となっています。
各避難小屋には定員があり、混雑具合によっては各小屋近くのテントスペースでキャンプをすることになります。
ゴールデンウィークや夏休みシーズン、11月の縦走シーズンなど混雑が予想される時期は、定番コースの宮之浦岳~縄文杉縦走時に使う、高塚小屋新高塚小屋の人気の避難小屋は特に混雑します。
到着が遅れ、混雑具合によっては避難小屋に入りきれない場合もありますので、ハイシーズンは事前にテントをお持ちくいただくことをおすすめします。

 

※テントを持っていない場合は、屋久島内の登山用品レンタルショップのご利用もおすすめです。
レンタルご利用は、事前予約が必要な場合が多いです。

山岳太郎ショップ (1人用 1泊2日 2,600円/2泊3日 3,300円、2人用 1泊2日 3,300円/2泊3日 4,300円、4人用 1泊2日 3,800円/2泊3日 4,800円)

レンタルの山下 (サイズ1-2人用、3-4人用 / 1回の縦走・泊りにつき¥4,000)

中川スポーツ (2人用 2泊3日 4,400円/3泊4日 5,400円/4泊5日 6,400円/5泊6日 7,400円、4人用 2泊3日 5,500円/3泊4日 7,000円/4泊5日 8,500円/5泊6日 10,000円)

 

各避難小屋とテント場の使い方や注意点、ルールやマナー

 

高塚小屋の案内看板

  1. バーナーやガスコンロの利用は火事に気を付けてお使いください。
  2. 自分で出したごみや道具は自身でお持ち帰りください。親切心なのか、使いかけのガス缶や毛布を置いていく方もいますが持ち帰りましょう。
  3. 雨の日は小屋内の床をなるべくぬらさないように気を使ってください。
  4. 翌日早くに出発される方もいますので、20:00以降は静かに過ごしてください。
  5. 雨の日は雨具やレインウェアの取り違えには注意してください。
  6. 最後に出発される方は窓と扉を閉めていてください。
  7. スペースが限られていますので、周りの方と譲り合って使ってください。
  8. ヤクザルやヤクシカが荷物を荒らします。小屋の外に食品や食器を置かないでください。

 

※トイレや水場は各小屋から10分以内にあります。トイレにはトイレットペーパーは設置されていませんので各自でご準備ください。
また汲み取り式のトイレですので、ポケットへ入れたスマートフォンなどを落とすと回収できませんので注意してください。

屋久島でのトレッキング時のトイレについては別途まとめてあります。参考になさってください。

屋久島の山岳トイレの場所と携帯トイレの使い方

 

山小屋の利用について

すべての避難小屋は事前予約できず先着順です。
多くの方が使う公共施設ですので、譲り合って使うようにしてください。

フロアを汚してしまった場合は、次に使う人のことを考えてご自身できれいにしてください。

食べ物を吊る
フロア内には細引きのロープがありますのでうまく使いましょう。

各小屋内はネズミが出没するので要注意です。就寝時は食べ物やごみは吊るしておくことをおすすめします。
食べものをザックの中へしまい込んでいても、リュックサックごと食い破られてしまうこともありますのでご注意を。

高塚小屋2階
混雑時は特に周りの方と譲り合って使ってください。

とくに利用者の多い高塚小屋と新高塚小屋内の各フロアは、一人分のスペースがわかるように白線を引いてあります。
混雑時は特にスペースからはみ出さないように、周りの方と譲り合って使いましょう。

 

テント場の利用について

高塚小屋付近のテント場
高塚小屋ちかくのテント場。

テントを使う場合は、原則各小屋付近のスペースを使います。登山道にはみ出さないように設置してください。

テントスペースでの焚火は禁止です。
バーナーやガスコンロを使う場合は火事に気を付けてご利用ください。

辺りにはヤクザルやヤクシカなどの野生動物がいますので、食べこぼしは放置しないでください。また餌付けも絶対にしないでください。

 

屋久島内の山小屋の場所マップと各小屋の詳細情報

 

屋久島の避難小屋マップ

各避難小屋の場所をマップにまとめました。
自分の行き先やルートを確認して、使用する避難小屋の位置を確認してください。

また、各避難小屋の詳細情報もまとめてありますので、屋久島旅行中に利用予定の山小屋の状況をチェックしてください。

 

白谷山荘

白谷山荘 避難小屋
白谷山荘入口と正面広場にはベンチとテーブルがあります。

標高 825m、収容人数 約60人、男女別の汲み取り式トイレあり、建物入口に水場あり

白谷雲水峡入口から約1時間。

名前に山荘とありますが、かつては管理人の常駐する山小屋として使われていたそうです。今は避難小屋として使っています。

白谷雲水峡入口に近いこともあって、宿泊利用者は少ないのですが、屋久島入りした日にここに泊まって、縄文杉や宮之浦岳へ目指される方が使っているのを見かけます。

また、日中は日帰りで白谷雲水峡を散策されている方の休憩所となっています。

白谷山荘 入口フロア
入ってすぐにある大フロア。
白谷山荘 2段フロア
入口フロアとは別の2段ベットになったフロア。2部屋あります。

宿泊フロアは3つに分かれていて、入ってすぐの板を敷いたスペースと宿泊スペースが2段になった部屋が2つあります。

各フロアで屋根上のソーラーパネルで充電したLED電灯を使用できます。

白谷山荘 水場
沢の水を引いています。

水場は入口正面にあります。

白谷山荘 トイレ
男女別の汲み取り式で、トイレットペーパーの備え付けがあります。

トイレは小屋内に入って正面左側にあります。

 

高塚小屋

高塚小屋
縄文杉に1番近い避難小屋です。

標高 1,330m、収容人数 約20人、男女共用の汲み取り式トイレと携帯トイレブースあり、縄文杉方面へ10分歩くと水場あり

縄文杉から約10分、新高塚小屋から約1時間。

縄文杉の1番近くで宿泊できる避難小屋とテント場です。
ガイドツアーの縄文杉1泊2日ツアーでの利用者も多い場所です。

2013年にレモンガスの赤津慎太郎氏の寄付で改築されました。壁材にガラスコーティングした紙管が使われています。隙間はシリコンで埋められているので、日中は光が差し込んで明るいです。

高塚小屋 1階
高塚小屋の1階部。同じくらいの広さのフロアが3階建てになっています。

宿泊フロアは3階建て。3階部分にはバルコニーもあります。

高塚小屋 テント場
高塚小屋付近のテント場。デッキがあるので雨の日でも快適です。

テント場は小屋横のデッキスペースと小屋から少しだけ離れた新高塚小屋方面にデッキがあります。デッキが空いていなかったら森の中の平らな空いたスペースを使います。

縄文杉近くの水場
高塚小屋に1番近い水場。縄文杉方面から高塚小屋へ向かう場合は事前に水を汲んでいくことをおすすめします。

高塚小屋付近には水場がありません。水場は高塚小屋から10分ほどの縄文杉南デッキから20m下った場所にあります。

高塚小屋トイレ
高塚小屋トイレ。最近洋式になりました。

汲み取り式トイレは小屋を出て階段を下って右側に。携帯トイレブースは小屋を出て左側の斜面の上にあります。

 

新高塚小屋

 

標高 1,460m、収容人数 約60人、男女共用の汲み取り式トイレと自己処理型トイレと携帯トイレブースあり、小屋のすぐ近くに水場あり

高塚小屋から約1時間、宮之浦岳山頂から約2時間40分

屋久島の数ある縦走ルートでも特に人気の、淀川登山口~宮之浦岳~高塚小屋~縄文杉~白谷雲水峡のコースで1泊2日、もしくは前泊は淀川小屋を使った2泊3日で使う方が多いです。
ゴールデンウィークや10月~11月の縦走登山シーズンは混雑が予想されます。

宿泊スペースは2段になっていて広々としています。
1時間先に進んだところにある、高塚小屋よりも収容人数が多いので、縦走時は新高塚小屋を使うことをおすすめします。

水場は小屋を出て右手の階段を下って、さらに右手へ突き当りまで進むとあります。

トイレは水場近くからさらに右手へ進むとあります。

 

鹿之沢小屋

改修工事中のため一時閉鎖しています。トイレは利用可。

工事期間 令和3年11月1日~令和3年12月25日まで 工事期間延長で令和4年3月1日までになりました。

詳しくはこちら 鹿之沢避難小屋の改修工事に伴う避難小屋 一時閉鎖 のお知らせ

 

標高 1,550m、収容人数 約20人、歩いて5分くらいに男女共用の汲み取り式トイレと携帯トイレブースあり、小屋のすぐ近くに水場あり

永田岳山頂から約40分

屋久島の北西へ抜ける永田歩道と南西へ抜ける花山歩道の分岐点にあります。

永田歩道と花山歩道は、ともに利用登山者が少なく、登山道が不明瞭なところもありますので注意が必要です。

日帰りでは登るのが難しい永田岳を目指す方がよく使われます。

宿泊スペースは土間で左右2つに区切られた2段のフロアです。

小屋入口正面のテント場には一応板が敷いてありますが、水の流れがあり湿り気があるので張りにくいです。

水場は花山歩道側を進んですぐ近くにあります。

トイレは永田歩道側へ進んで50mくらいのところにあります。

 

淀川小屋

淀川小屋
淀川小屋。入口付近には屋根付きのベンチあり。

標高 1,380m、収容人数 約40人、男女共用の汲み取り式トイレと携帯トイレブースあり、小屋のすぐ近くに水場あり

淀川登山口より約40分、宮之浦岳山頂より約2時間45分

安房集落から紀元杉までの路線バス14:55着で山へ入り、縦走1泊目に使う方が多いです。

淀川小屋 室内
宿泊スペースは中央通路を挟んで左右に分かれ、2段になっています。

小屋内の宿泊スペースは2段になっていて広々としています。

淀川小屋 テント場
テント場は雨が降ると水が溜まりやすいので注意。

テント場は小屋入口のすぐ正面にあります。フラットでとても張りやすいテントスペースですが、雨の日は水が溜まりやすいので注意が必要です。

淀川小屋 水場
看板のほうへ進むと沢があります。

水場は小屋を出て右手へ進んだすぐ近くに。看板があるのでわかりやすいと思います。

淀川小屋 トイレ
右手から男女兼用の汲み取り式トイレ1室、携帯トイレブース2室です。

トイレも小屋を出て正面にあります。

 

石塚小屋

石塚避難小屋
石塚小屋。あまり利用者の多くない避難小屋です。

標高 1,600m、収容人数 約20人、男女共用の汲み取り式トイレと携帯トイレブースあり、歩いて5分くらいで水場あり

花之江河より約40分、ヤクスギランドより約3時間10分

黒味岳に1番近い避難小屋になるので、山頂で朝日を望みたい方などが利用されますが、基本的には利用者の少ない避難小屋です。

石塚小屋 宿泊フロア
高塚小屋入口正面のフロア。こちらのほうが広いです。
石塚小屋 宿泊フロア
石塚小屋入口から左手のフロア。せまくて各1人ずつ入るのが精一杯です。

小屋内の宿泊スペースは、2段の板間が2フロアあります。

石塚小屋付近のテント場
石塚小屋付近はあまり平らなスペースがないので、うまく場所を見つけてください。

テント場は、小屋から出て向かって左手のベンチ近くの地面が平らで張りやすいと思います。

石塚小屋付近の水場
水場。近くに看板があり。石塚小屋方面から歩くと大きな岩に気が付くはずです。

水場は小屋から花之江河方面へ5分ほど進んだ登山道沿いにあります。

石塚小屋 トイレ
汲み取り式のトイレですので、落とし物に気を付けてください。

トイレは小屋入り口の裏側にあります。

石塚小屋 携帯トイレブース
携帯トイレブース。ヤクスギランド方面への登山道脇です。

石塚小屋入口正面には、携帯トイレブースもあります。

屋久島での登山やトレッキングの際、特に屋久島初心者の方は心配に思われている山岳トイレと登山トイレについてまとめてみました。

トイレの設置場所、携帯トイレの使い方と回収場所、携帯トイレを屋久島内で購入できる場所をまとめてありますので、ぜひ屋久島旅行や観光、登山の際に参考になさってください。

 

屋久島の山岳トイレの場所

 

実際に屋久島内で山岳トイレのある場所を、マップにまとめてみました。(2021年現在の状況)

屋久島の山岳トイレマップ

既設トイレ

  • 白谷雲水峡入口
  • 白谷小屋(白谷雲水峡入口より1時間ほど、楠川分かれより2時間ほど)
  • ヤクスギランド入口
  • 荒川登山口
  • 小杉谷山荘跡(荒川登山口より1時間30分ほど)
  • 大株歩道入口(荒川登山口より3時間ほど、縄文杉より1時間30分ほど)
  • 高塚小屋(縄文杉より15分ほど)
  • 新高塚小屋(高塚小屋より1時間ほど、宮之浦岳山頂より2時間30分ほど)
  • 淀川登山口
  • 淀川小屋(淀川登山口より40分ほど)
  • 石塚小屋(花之江河より40分ほど)
  • 鹿之沢小屋(永田岳より40分ほど)

※高塚小屋、新高塚小屋、淀川小屋、石塚小屋、鹿之沢小屋の避難小屋トイレにはトイレットペーパーは備え付けされていません。

携帯トイレブース

  • 白谷小屋(白谷雲水峡入口より1時間ほど)
  • ヤクスギランド内蛇紋杉付近(ヤクスギランド入口より1時間ほど)
  • 小杉谷(荒川登山口より45分ほど)
  • 翁杉(大株歩道入口より20分ほど、ウィルソン株より5分ほど)
  • 大王杉水場付近(大王杉よりウィルソン株側へ下って5分ほど)
  • 夫婦杉(縄文杉より30分ほど)
  • 高塚小屋(縄文杉より15分ほど)
  • 新高塚小屋(高塚小屋より1時間ほど、宮之浦岳山頂より2時間30分ほど)
  • 淀川小屋(淀川登山口より40分ほど)
  • 花之江河(淀川小屋より1時間45分ほど、宮之浦岳より2時間ほど)
  • 石塚小屋(花之江河より40分ほど)
  • 翁岳分岐(宮之浦岳より30分ほど)
  • 鹿之沢小屋(永田岳より40分ほど)

 

※登山中は各所既設トイレも整備されていますが、事情により長い時間トイレがないエリアもあります。

例えば…

  • 日帰り縄文杉登山の場合、大株歩道入口~縄文杉の区間は往復で4時間30分ほど。
  • 日帰り宮之浦岳登山の場合、淀川小屋~宮之浦岳の区間は8時間ほど。
  • 淀川~白谷雲水峡など縦走登山の場合、淀川小屋~新高塚小屋の区間は6時間ほど。

上記区間は既設トイレがありません。

山中で既設トイレがないエリアは、携帯トイレブースがところどころに設置されています。心配な方は携帯トイレを事前に準備いただくことをおすすめします。

 

屋久島の山岳トイレの種類

 

屋久島でトレッキングや登山の際に使うトイレは、既設トイレ携帯トイレブースがあります。

荒川登山口トイレ
荒川登山口トイレ。水洗式です。

 

既設トイレは、各登山口にある通常の水洗トイレ、各山小屋の汲み取り式トイレ、小杉谷山荘跡のバイオトイレ、大株歩道入口の循環式トイレなどの携帯トイレを使わずに用を足せるものです。

 

携帯トイレブース テントタイプ
高塚小屋の携帯トイレブース。テントの中に便器がおいてあります。

 

携帯トイレブースは、利用者自身で携帯トイレやトイレットペーパーを事前に準備する必要があり、使用後も携帯トイレを各登山口などに併設してある回収ボックスまで持ち帰らなければいけません。

また、携帯トイレにもおむつのようなパットで吸水するタイプ(屋久島で購入できるものはこのタイプが多いです。ブース内の便座にかぶせて使うので、女性にも使いやすいです。)と粉状の吸水ポリマーで固めるタイプ(モンベル《O.D.トイレキットセット》や100円ショップなどで売っているものはこのタイプが多いです。)がありますが、どちらを使っていただいてもかまいません。

 

携帯トイレ
吸水パットタイプ(屋久島で購入できるタイプです)
携帯トイレ
粉状の吸水ポリマータイプ。いろいろな製品があります。

 

 

縄文杉トレッキング時のトイレ事情

 

数ある屋久島での登山道やトレッキングルートの中でも特に利用者の多い人気コース、荒川登山口~縄文杉までのトイレ事情を、出発地点から順番にまとめてみました。

日帰り縄文杉トレッキングのスタート地点~大株歩道入口までの片道約3時間歩くトロッコ道の区間は、3つ既設トイレが設置されています。

荒川登山口トイレ

荒川登山口 トイレ

屋久杉自然館より(バス乗り場にもトイレ有)シャトルバスに乗って35分ほど。(3月頭~11月末までの観光シーズン中はレンタカーなどの自家用車の乗り入れはできません。)縄文杉への日帰り登山の場合はこの登山口を使います。

男女別で水洗式になっています。トイレットペーパーの備え付けあり。

 

トロッコ道途中 小杉谷山荘跡 バイオトイレ

トロッコ道 小杉谷山荘跡 バイオトイレ

荒川登山口を出発して約1時間30分、トロッコ道の真ん中あたりにあるトイレです。かつてあった小杉谷山荘の跡地が使われています。

小林製薬と阪急交通社の寄贈で建てられ、おがくずの中にいる微生物が屎尿を分解するシステムのバイオトイレが採用されていますので、あまり臭いは気になりません。

男女兼用のトイレが3基あります。トイレットペーパーの備え付けあり。

 

トロッコ道終点 大株歩道入口トイレ

大株歩道入口 トロッコ道終点トイレ

トロッコ道途中の小杉谷山荘跡バイオトイレから約1時間ほど。トロッコ道終点に設置されています。

ここから先、縄文杉まで往復して戻ってくるまでの約4時間30分ほどは既設トイレがありません。

水洗の水を再利用する浄化循環式が採用されています。

男女別+男女兼用オストメイトトイレあり。トイレットペーパーの備え付けあり。

 

大株歩道入口~縄文杉の区間は携帯トイレブースあり

既設トイレのない区間、大株歩道入口~縄文杉の往復約4時間30分の間は携帯トイレブースが設置されています。

既設トイレのない約4時間30分の間、心配な方は携帯トイレを事前に準備いただくことをおすすめします。

 

翁杉携帯トイレテントブース

翁杉携帯トイレブース
大株歩道入口より上り20分ほど、ウィルソン株より下り5分ほど

 

大王杉水場付近携帯トイレテントブース

大王杉近く水場 携帯トイレブース
ウィルソン株より上り40分ほど、大王杉よりウィルソン株側へ下り5分ほど

 

夫婦杉携帯トイレブース

夫婦杉 携帯トイレブース
夫婦杉のすぐ近く、縄文杉より下り30分ほど

 

携帯トイレは何個必要?

よく携帯トイレを何個持っていけばいいか?と質問をいただくのですが、おひとり1セットお持ちいただければ十分だと思います。

実際、縄文杉ツアー中に携帯トイレを使われるお客様は10人に1人くらいです。

 

 

携帯トイレの使い方

 

聞いたことはあるものの、実際に携帯トイレを使ったことのある方は多くはないと思います。

今回は屋久島で購入できるタイプの携帯トイレで、実際の使い方を写真を交えて説明します。

 

その1 携帯トイレブースを探す。

淀川小屋 携帯トイレブース

まずは携帯トイレを使用できる携帯トイレブースを探します。

今回は淀川小屋の携帯トイレブースを使いました。

携帯トイレブースの中

携帯トイレブースの中には、このように便器だけおいてあります。

 

その2 携帯トイレを使用する。

携帯トイレ

携帯トイレのパッケージ中には、実際に用を足す便袋(写真右)と使用済み便袋を入れるチャック袋(写真左)が入っています。

携帯トイレの袋を開ける

便袋の上の部分の切り取り線に沿って袋を開け、中の吸水パットが見えるように広げてください。

携帯トイレをかぶせる

広げた便袋を携帯トイレブース内の便座の上に設置して使用します。使ったトイレットペーパーは袋の中へ捨ててもかまいません。

便袋を開けた際に出た切れ端は、袋の口を縛る際の結び紐になりますのでしまわないようにしてください。

 

その3 使用後はしっかりと密閉しましょう。

携帯トイレの口を縛る

使用後は中の空気を抜いて、便袋を開けた際に出た切れ端で袋の口を結んでください。

携帯トイレを保護袋に入れる

使用済み便袋を、チャック袋へ入れます。

携帯トイレ使用完了

便袋を入れて、チャックをしっかりと閉めたら携帯トイレ使用完了です。

チャック袋は厚めのビニールと高密閉チャックを使っているので、匂いは全く気になりませんよ。

 

その4 使用済み携帯トイレは回収ボックスまでお持ちください。

使用済み携帯トイレを捨てる

使用した携帯トイレは、ご自分で各登山口等に併設された回収ボックスまでお持ち帰りいただく必要があります。

問題なのが、使用済み携帯トイレを使ったブース内へ放置してあったり、登山道や既設トイレなどに捨てられているのをよく見かけます。絶対にやめてください。

また、携帯トイレブースの便器へ直接用を足すこともやめてください。

あとから使う人や片づける人がいることをお忘れなく。

使用済み携帯トイレ回収ボックス

回収ボックスは、白谷雲水峡入口ヤクスギランド入口荒川登山口淀川登山口荒川登山バス屋久杉自然館乗り場に設置されています。

登山後に回収ボックスへ捨て忘れて持ち帰ってしまった場合は、家庭ごみの燃えるごみで処分していただいて大丈夫です。

 

 

携帯トイレの購入場所

 

屋久島旅行前に購入していただくか(モンベル《O.D.トイレキットセット》、ホームセンターや100円ショップで災害対策グッズとして販売しています。)、屋久島にお越しいただいてから観光協会や登山ショップ、お土産屋さん、ホテルなどで購入することもできます。

値段は、2個入りで720円(税込)です。

屋久島内での購入場所例

などがあります。

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お問合せ先

TEL/FAX:0997-46-2620 もしくは 090-6583-8501
e-mail: office@greenmessenger-yakushima.com
〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久町安房788-112レジデンス銘峰101
エコツアーガイド・グリーンメッセンジャー屋久島
代表者 河部真也

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