ホームページ更新用に使う、ヤクスギランド・太忠岳ツアー用の写真があまりにもない!ということで撮影に行ってきました。
ツアー参加者のモデルは、私が屋久島移住前からお世話になっていました宿、ライダーハウス とまり木 に滞在中の2人にお願いしました。
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登山の支度を整え、いざ出発!まずはヤクスギランド。
まずは登山口にある施設、森泉でお手洗いを済ませ、
7:30頃登山口をスタート!
11月も半ばになり、標高約1000mのヤクスギランド登山口も冷え込むようになってきました。朝の登山口の気温は、この日は11℃でした。
止まっていると冷えてきますが、歩いているとちょうどいいくらいです。
行動中、厚着をしすぎて汗をかき汗冷えしないように気を付けましょう。
まずはウォーミングアップ。最初はヤクスギランド30分コース。江戸時代の伐採痕が数多く見受けられます。
ヤクスギランド30分、50分コースは道が歩きやすく舗装されています。誰でも気軽に屋久島の森を散策できますよ。
ヤクスギランド50分コースと90分コースの分岐付近の吊り橋を渡ります。清流が美しいですね。
ここから先のコースは本格的な登山道となります。90分、150分コースを散策する際は登山靴等、準備はしっかりと。
そしてヤクスギランド150分コース、屋久杉の伐採痕の中に入り見上げる2人。
まだなんだかポージングが固いなあ。
150分コースを進み、登山口より1時間ほど歩くとある、ヤクスギランド内の携帯トイレブースもチェック。ヤクスギランド内唯一のブースです。
太忠岳へ登頂後、ここに戻ってくるまで5~6時間ほどかかります。
ちなみに中はこんな感じ。便器が置いてあるので、その上に専用の袋をかぶせて用を足します。
使用の際は事前に携帯トイレ用の袋を準備してくださいね。
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屋久杉の森を越えて太忠岳へ。
携帯トイレブースからすぐ近く、東屋でしばしの休憩後いよいよ太忠岳への分岐点です。ここからが本番。
分岐点を越えてすぐ、このあたりから屋久杉の美しい林が始まります。
ちょいと寄り道を。楽しそうですね。(やらせ写真ではありません。)
分岐点よりおよそ30分、天文の森に到着。近くの水場にてしばしの休憩。冷たくておいしいです。
水場の横には釈迦杉が佇んでいます。見逃さないように。
やっぱりまだポーズが固い2人。
天文の森から1時間ほど歩くと、いよいよ世界遺産登録地域へ。ここから先が急こう配に。
看板を越えて左手にこのコース最後の水場があります。(水場を知らせる看板がないので注意!)
周りを見渡すと、巨石が目立つようになってきました。ひときわ大きな岩壁を通り過ぎたら、山頂まであと1km。
登山道はさらに険しく。ロープ場を登り進んでいきます。
最後のロープ場を越えたら、
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太忠岳、登頂!
12:00頃、太忠岳登頂!まじかで見る天柱石は、やはり迫力がありますね。
山頂付近ではガスがかかっていましたが、こういう日にもヤクスギランド・太忠岳はおすすめです。
曇りや雨の日でも屋久島の森、巨石が楽しめますよ。
山頂でお待ちかねのお昼ご飯を食べ、下山開始。
往路と復路で森の印象がだいぶ変わりました。霧がかかった森は美しいですね。
太忠岳分岐点まで戻り、ヤクスギランドの帰りは90分コースを使いました。
※2017年11月現在、ヤクスギランド150分コースの蛇紋杉隣の東屋~天柱橋間の1か所が台風による歩道破損のため当分の間通行止めとなっています。迂回路はありません。
苔の橋からの眺めってなんだか好きなんですよね。
しばしの寄り道。さつき川原に降りたら、お茶の時間です。
それっぽく撮りたかったので足を川に浸けてもらいました。冷たいのにありがとう!(しかしよく見ると男子のほうは浸けていない。靴下すら脱いでいない。)
仏陀杉が見えたら登山道も終了。ここまでくれば、出口まであと少し。
終わりが近づいてくると、2人ともだいぶ固さが取れました。
特にお願いしていないのに小芝居までするように。
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出口へ到着!お疲れさまでした。
16:30頃、ヤクスギランド出口へ到着!お疲れさまでした。
モデルをお願いした2人には頑張ってもらいました。こうさくとゆりかさん、ありがとう!2人は日本中をバイク旅している途中で屋久島に立ち寄ってくれました。これからも旅は続くようなので、見かけたら声をかけてあげてください。
そして2人を紹介してくれた、とまり木のねえさんもありがとうございました!いつもお世話になっています。
この日に撮った写真は、ヤクスギランド・太忠岳ガイドツアーの各ページに使用しています。
ツアーについての詳細もまとめてありますので、一度ご覧になってみてください。