ホームページで使っている白谷雲水峡ガイドツアーの様子の写真をリニューアルしたいなぁ、ということで撮影に行ってきました。
ツアー参加者のモデルは、前回のヤクスギランド・太忠岳に引き続き ライダーハウス とまり木 に滞在中のこうさくと、自称屋久島観光大使、あずささんにお願いしました。
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目次
まずは登山口にて準備を整えましょう。
白谷雲水峡の駐車場は第一駐車場で20台分ほどの駐車スペースとなります。
ゴールデンウィークや夏休みシーズンなどは早い時間に満車となってしまいますがご心配なく。駐車できないため待ち時間が発生したり、登山が出来ないということはありません。
駐車できるスペースまで誘導してもらえますので、係の人の指示に従ってください。
まずは駐車場の近くにあるお手洗いを済ませましょう。
白谷雲水峡内は定められた場所以外は禁煙です。トイレ上に喫煙スペースあり。
登山口にある東屋で準備を整えましょう。靴ひものチェックも忘れずに。
11月下旬のこの日で、登山口の気温が10℃ほどでした。歩いているときにはちょうどいいくらいでした。行動中はあまり着こまずに汗冷えに気を付けましょう。
風が通ると休憩時は冷えてきますので、上着でこまめな体温調整を心がけるといいですね。
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準備が整ったら、いよいよ出発!まずは弥生杉コース。
10:00頃、登山口をスタート!
まずはさつき吊り橋までの15分ほど、舗装された比較的歩きやすい道が続きます。
歩き始めてすぐ、弥生杉へ向かう分岐点がありますが今回はスルー。
憩いの岩場を登ります。足元に気を付けましょう。
屋久島の森を歩くとよく見られる光景ですね。
1代目の杉の上に2代目の杉が成長している様から、二代杉と呼ばれています。
登山口から15分ほど歩くと、奉行杉コースとの分岐点が出てきます。
往路ではさつき吊り橋を渡り、楠川歩道を進んでいきます。
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ウォーミングアップ終了。いよいよ本格的な登山道へ。
さつき吊り橋を渡ったら本格的な登山道が始まります。
ここから先を散策する際は登山靴等、しっかりとした準備をしましょう。
はじめ、5分ほど急登が続きます。
楠川歩道を進んでいきます。
登山道沿いにも、一面苔の世界が広がっています。
登山道が始まって30分ほどで、最初の渡渉点に差し掛かります。大雨による増水時は要注意です。
増水時は渡渉不可となります。雨の日は登山口管理棟にて増水の状態を確認して、無理をしない行動を心がけましょう。
しばらく歩くと、あたりが霧に覆われ始めました。
幻想的です。
くぐり杉をくぐっていきましょう。
登山口から約1時間、白谷避難小屋でしばしの休憩。
トイレがありますが汲み取り式のものですので、携帯電話など落とし物のないように気を付けましょう。
ここから太鼓岩まで行き、戻ってくるまで2時間ほどかかります。心配な方は必ず済ませるようにしましょう。
写真のテーブル左手に飲水可の水場もあります。
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銘木、七本杉。そして苔むす森へ。
休憩を済ませたら進んでいきましょう。歩き始めてすぐ、七本杉が姿を現します。
霧に覆われるその姿は雄大ですね。
七本杉を越えてすぐ左手に水場あり。
11:30頃、苔むす森まで到着。
幻想的な光景ですね。
苔むす森を越えると、登山道が少しハードになってきます。
頑張って進んでいきましょう。
苔むす森から約40分、水場あり。
苔むす森~太鼓岩までの間で、飲み物が足りない方はここで給水しましょう。
12:20頃、太鼓岩のふもとの辻峠に到着。ベンチを使ってお昼ご飯タイム。
ご飯を食べていると霧の隙間から光が差し始めました。これはいい前兆だ。
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絶景、太鼓岩。
お昼が済んだら再び出発。だんだん霧が晴れ、明るくなってきました。
太鼓岩に行く前に少し寄り道を。辻の岩屋へ立ち寄ります。
辻峠から分岐点を左に折れ、いよいよ太鼓岩へ向かいます。
この日一番の急登が始まります。心してかかりましょう。
太鼓岩まで15分ほどの急登です。
13:30頃、目的地の太鼓岩まで到着!
霧も完全に晴れました。絶景です。
太鼓岩はあまり広いスペースではありません。いいポイントをあまり長時間独占せず、混雑時は譲り合うようにしましょう。
この絶景を、色々な方と共有出来たらいいですね。
しばし太鼓岩を満喫したら下山開始。
太鼓岩から辻峠まで一方通行です。帰路は迂回路を使いましょう。
霧が晴れて、光の差し込む森の中を歩いていきます。
往路と復路で、森の印象がだいぶ変わりました。
日ごと、時間ごとに印象を変えていく白谷雲水峡は、何度来ても飽きることがありません。
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余裕のある日は帰路にて奉行杉コースへ。
苔むす森から戻り、白谷避難小屋にて休憩後、帰路を進んでいきます。
くぐり杉を通り過ぎ、しばらく下り道を進んでいくと、往路で通った楠川歩道と奉行杉コースの分岐点に差し掛かります。
この日は体力的に余裕があったので奉行杉コースを歩きました。
二代くぐり杉をくぐった先すぐの沢沿いは、苔がとてもきれいです。
登山道は、復路で通った楠川歩道よりあまり整備されていません。
苔と木の根に覆われた登山道を進みます。
奉行杉コースも沢の渡渉点が何か所かあります。
楠川歩道の渡渉点よりも先に増水することが多いので、大雨時は十分注意が必要です。
こちらのコースも銘木が立て続けに現れます。
コースの名前になっている奉行杉に始まり、三本槍杉、びびんこ杉と続きます。
びびんこ杉を越え、3つ目の沢を渡ったら少し休憩。
三本足杉を正面に眺めつつ、しばしのコーヒータイム。
川の音を聞きながらのんびりしました。
二代大杉が見えたら、奉行杉コースもあと少し。
比較的登山客も少なく、個性的な屋久杉と苔の美しさを楽しめるいいコースですよ。
さつき吊り橋と奉行杉コースの分岐点まで戻ってきました。
ここまでくると少しホッとします。
憩いの大岩を下りきったら、登山口まであと少し。
終わってしまうのが名残り惜しくなってしまいますね。
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登山口に到着!お疲れさまでした。
16:30頃、白谷雲水峡登山口に到着!お疲れさまでした。
あまりキャピキャピせず、かつ楽しそうに、というこちらのリクエストにもうまく応えてもらいました。2人とも長い時間をお付き合いありがとう!
この日に撮った写真を使った 白谷雲水峡ガイドツアー ページは、近日中にアップロード予定。乞うご期待。
この6月に、60歳還暦を迎えました。今度子供に誘われて行きます。
昔のことで、関係ないけど、45年前山岳部でした。
今回凄く。楽しく、余裕で登られているのを見て羨ましいです。
私は、余裕はなく、登るのに必死でしょうが、(想像です)楽しんで登ってきます。
ひなさま
屋久島へお越しいただけるんですね。
楽しんで登ってくださいね。