ガイドツアー参加を希望されるお客様から1番よくある質問の、屋久島でのトレッキングや登山中の服装と装備・持ち物についてまとめました。
屋久島は南国の島ですが、山中に入ると目的地によって里との標高差があり、それによって気温差がでてきます。
行き先と季節によって快適にすごせるように服装を決めましょう。
またガイドツアー中に必要な装備と、あると便利な持ち物もあわせてチェックしてください。
屋久島でトレッキングされる方や登山初心者の方にもわかりやすくまとめてありますので、屋久島旅行時の参考にしてみてください。
目次
トレッキング・登山時の服装について
初めて屋久島へお越しになる方や、登山自体が初心者の方にとってもイメージがつかみやすいように、各ポイントごとに写真を交えて解説しています。
行き先や季節に応じた服装で、屋久島旅行を快適に過ごしてください。
トレッキング・登山時の服装の基本と注意点
基本的には重ね着で
体温調整しやすいように脱いだり着たりしやすい服装がいいです。
休憩時や昼食時に肌寒く感じるときは上着を使い、歩いているときは汗をかかないように薄着で行動します。
ツアー中は上着を脱いだり着たりを繰り返すので、フリースや長袖シャツなど季節に応じて着脱しやすいウェアを選んでください。
また、ユニクロのヒートテックなどの発熱インナーは登山には向きませんので利用を避けてください。
濡れても乾きやすい服装を
汗をかいても乾きやすいポリエステル素材などの濡れても乾きやすく動きやすい化繊製品の服装がおすすめです。
雨具は別途しっかりとしたものが必要ですが、ベースとなる服装は登山用でなくても普段着で使っているスポーツ用やジャージでもかまいません。
ジーパンや生地の厚いズボンは雨で濡れると、とても動きにくいのでNGです。
みなさんご存じの通り屋久島はとても雨の多い島です。
季節にもよりますが個人的な感覚では2回に1回くらいは雨の日にツアーを行っていると思います。
よって、やはり速乾性のすぐれた服装をおすすめします。
手袋や帽子など小物をうまく使いましょう
縄文杉、白谷雲水峡、ヤクスギランドは森の中を歩くので日焼けの心配はありませんが、雨天時の視界確保にレインハットがあると便利です。
宮之浦岳や黒味岳など山頂を目指すツアーは日焼け対策に帽子が必須です。
寒い日は手や頭から冷えを感じることが多いので、手袋や帽子、ネックウォーマーなどの小物をうまく使いましょう。
寒いのが苦手なら宿泊ツアー時は夏でも防寒着を
縄文杉1泊2日ツアーや宮之浦岳縦走登山時は、山中にある避難小屋やテント場をつかって宿泊しますが、里との標高差によって夜は冷え込みます。
目安として、縄文杉1泊2日ツアーで使う高塚小屋(標高約1300m)は里の気温より-7.8~9.1℃くらい。
宮之浦岳縦走登山時によく使う新高塚小屋(標高約1500m)は里の気温より-9℃~10.5℃くらい実際の気温が里の気温(天気予報の気温)より低くなります。
行動時には使いませんが、寒いのが苦手な方はコンパクトになるダウンジャケットや薄手のフリースを持っていると安心です。
春季(3月、4月、5月)の服装
里の最高気温(天気予報の最高気温)の平均は20℃くらいで、暖かい日が多くなりますが、山中は気象条件によって気温にばらつきがあります。
特に3月上旬~4月中旬は日によって気温差が激しいです。
寒いのが苦手な女性は薄手のフリースなど多めに防寒着を用意しておくと安心です。
暑い日の行動中は半そでのTシャツでもOKですが、休憩時には上着のウィンドブレーカーや長袖のシャツを。雨具を上着の代用でもOK。
春季 縄文杉、白谷雲水峡、ヤクスギランドトレッキング時の服装例
※写真準備中
春季 宮之浦岳登山時の服装例
※写真準備中
夏季(6月、7月、8月、9月)の服装
里の最高気温(天気予報の最高気温)の平均は28℃くらい、暑い日でも34℃くらいです。
日差しは強いですが、森の中に入ると都会に比べて涼しく感じると思います。
実際に高い標高のエリアに行けば日陰は涼しいです。
森の中を歩く際は日焼けの心配はないのですが、宮之浦岳、黒味岳などの森林限界を超えるエリアに行く場合は長袖のほうが無難だと思います。
夏季 縄文杉、白谷雲水峡、ヤクスギランドトレッキング時の服装例
※写真準備中
夏季 宮之浦岳登山時の服装例
※写真準備中
秋季(10月、11月)の服装
里の最高気温(天気予報の最高気温)の平均は22℃くらい。
過ごしやすくトレッキングするにはちょうどいい気候の日が多いですが、11月下旬は日によって気温差があります。
薄手のフリースなど多めに防寒着を用意しておくと安心です。
秋季 縄文杉、白谷雲水峡、ヤクスギランドトレッキング時の服装例
※写真準備中
秋季 宮之浦岳登山時の服装例
※写真準備中
冬季(12月、1月、2月)の服装
里の最高気温(天気予報の最高気温)の平均は15℃くらいで、寒波の影響があると10℃前後を下回るまで里の最高気温が下がることもあります。
宮之浦岳など標高の高いエリアの初雪は例年12月あたま。
気象状況にもよりますが、縄文杉付近では胸の高さくらいまで、白谷雲水峡では膝下くらいまで深いところでは雪が積もることもあります。
山中はとても寒くなるので、長袖のシャツに厚手のフリースを。休憩時にはダウンジャケットを準備してください。
冬季によくあるのですが、ユニクロのヒートテックなどの発熱インナーは登山には向きませんので利用を避けてください。
汗の水分によって発熱するので、動いていない寒いときにあまり暖かくなく、行動中の暑いときに熱くなります。
また、汗で濡れると乾きにくく、休憩時に汗冷えします。
冬季 縄文杉、白谷雲水峡、ヤクスギランドトレッキング時の服装例
※写真準備中
冬季 宮之浦岳登山時の服装例
※写真準備中
ツアー中の写真を参考に服装をチェック
グリーンメッセンジャー屋久島ではブログにツアーレポートを随時Upしています。
実際にガイドツアーに参加された方の服装を写真で見ていただくと、とても参考になると思います。
タグから参考にしたいツアー内容を、アーカイブから参考にしたい月を選んでください。
屋久島ガイド グリーンメッセンジャー屋久島のスタッフのブログ ツアーレポート
標高と気温の関係について
屋久島は南国で年中暖かいイメージがありますが、九州で一番高い山があることもあって季節と行き先によって気温差がとても大きい島です。
極端な例ですが、屋久島最高峰の宮之浦岳山頂は年間平均気温が北海道の札幌とほぼ同じです。
冬季(12月、1月、2月、3月上旬)の標高が高いエリアではタイミングによって雪が積もることもあります。
一般的に山中の気温は標高が100m上昇するごとに、おおよそ0.6 ~0.7℃ほど気温が下がります。
また、風や雨の影響で体感気温はさらに変わってきます。
スマホの天気アプリやテレビニュースの天気予報で記載されている気温は里(標高0m)での気温です。
そこで、標高差を計算して行き先の気温を予測します。
たとえば人気コースの標高はそれぞれこのくらいなので、
-
- 縄文杉(標高約1300m)
- 白谷雲水峡の苔むす森(標高約800m)
- ヤクスギランド(標高約1000m)
- 宮之浦岳山頂(標高1936m)
標高差を計算した実際の気温は、
- 縄文杉(里の気温より7.8~9.1℃くらい低い)
- 白谷雲水峡の苔むす森(里の気温より4.8℃~5.6℃くらい低い)
- ヤクスギランド(里の気温より7℃~8℃くらい低い)
- 宮之浦岳山頂(里の気温より11.4℃~13.3℃くらい低い)
になります。
屋久島までお越しになる季節とエリアに応じたウェアでトレッキングや登山に臨んでください。
トレッキング・登山時の装備・持ち物について
日帰りツアーと宿泊ツアーによって必要な装備や持ち物が変わりますので、参加するツアーに応じた装備を準備してください。
自然を楽しむには事前準備がとても大切です。
道具選びのポイントも確認して、安心安全な登山を。
トレッキング・登山時の装備・持ち物リスト
日帰りツアーの装備・持ち物リスト
- ◎ ザック・リュックサック(20Ⅼくらい)
- 〇 ザックカバー
- ◎ 登山靴・トレッキングシューズ
- ◎ レインウェア・カッパ
- ◎ ヘッドライト・懐中電灯
- 〇 折り畳み傘
- △ ストック・ステッキ・トレッキングポール
- 〇 手袋(11月~3月は防寒で必需)
- 〇 帽子・レインハット
- 〇 タオル・手ぬぐい
- 〇 日焼け止め(宮之浦岳など山頂を目指すツアーの場合)
- ◎ お弁当(だいたいの宿で手配していただけます。)
- ◎ 飲み物(500mⅼのペットボトルを1~2本ほど)
- 〇 おやつ・行動食
- △ 大きなポリ袋・ジップロック
- △ 携帯トイレ(宮之浦岳、黒味岳、太忠岳は〇)
◎ 必需品、〇 できれば用意を、△ なくてもいいけどあると便利
宿泊ツアーの装備・持ち物リスト
- ◎ ザック・リュックサック(40Ⅼくらい)
- 〇 ザックカバー
- ◎ 登山靴・トレッキングシューズ
- ◎ レインウェア・カッパ
- ◎ ヘッドライト・懐中電灯
- ◎ シュラフ・寝袋
- ◎ 登山用スリーピングマット
- ◎ 着替え・タオル
- ◎ フリースやダウンジャケットなどの防寒着
- 〇 折り畳み傘
- △ ストック・ステッキ・トレッキングポール
- 〇 手袋(11月~3月は防寒で必需)
- 〇 帽子・レインハット
- 〇 日焼け止め(宮之浦岳など山頂を目指すツアーの場合)
- 〇 汗拭きシート・歯ブラシ(石鹸や歯磨き粉は使えません。)
- ◎ お弁当(だいたいの宿で手配していただけます。)
- ◎ 飲み物(500mⅼのペットボトルを1~2本ほど)
- 〇 おやつ・行動食
- ◎ トイレットペーパー
- ◎ 大きなポリ袋・ジップロック
- △ 携帯トイレ
◎ 必需品、〇 できれば用意を、△ なくてもいいけどあると便利
屋久島での登山中の飲み物と水場について
屋久島での登山中は基本的には豊富に水場があります。
もちろん沢の水や湧き水の生水となりますが、硬度の低い超軟水といわれる飲みやすい水が汲み取れます。
縄文杉コースや白谷雲水峡であれば500mlのペットボトル1~2本分は中身の入ったものを持ってきてください。(たくさん持ってきすぎても荷物が重くなるので注意!)
突発的な大雨が降ると濁ってしまって飲めなくなることもあります。
またコースによっては水場が少なかったり、雨が少なくなると枯れてしまう水場があります。トレッキングヘ行くルートの水場情報は事前にご確認ください。
屋久島の日帰りトレッキング・登山で必要な装備・持ち物
屋久島のトレッキング・登山時に必要な装備をまとめてあります。
屋久島で日帰り登山をする場合、
- ①ザック・リュックサック
- ②登山靴・トレッキングシューズ
- ③レインウェア・カッパ
以上3点は最低限必要です。自分の身を守り、山中で快適に過ごすためにも必ず準備しましょう。
装備を選ぶ時のポイントと注意点もあわせて確認して道具選びの参考にしてください。
①ザック・リュックサック
縄文杉ツアーや白谷雲水峡ツアーなどの日帰りであれば20Lくらいのものを、縄文杉1泊2日ツアーなど宿泊を伴う場合は、40Lくらいの容量のものを準備してください。
登山用でなくても構いませんが、肩掛けカバンは歩行時にカバンがふらつくためにNGです。
歩行中に両手を使えるように、両肩で背負うタイプのリュックサックを準備してください。
雨対策のためにザックカバーを準備すると安心ですが、濡れたら困るものは事前にビニール袋やジップロックに入れておくとさらに安心です。
②登山靴・トレッキングシューズ
スニーカーでも登れないことはないのですが、登山に適したシューズのほうがグリップ力があるので安心して歩行できます。
新調するときはツアー前に必ず試し履きをして靴を慣らしてから使ってください。
登山靴であればハイカット、ミドルカット、ローカットタイプどれでもいいですが、縄文杉や白谷雲水峡であればローカット、ミドルカットのほうが歩きやすいと思います。
また雨の日の歩行中にぬかるみや水たまりを気をとられて避けながら歩くと危険ですし、なにより道中を楽しむ余裕がなくなると思いますので、防水のしっかりとしたものを選びましょう。
サイズを合わせるときは、登山当日に使うソックスをはいてから試し履きをしてください。
試し履きの時とは違うクッション性の高い厚めの靴下をツアー当日に使って、靴の中が圧迫して1日つらい思いをされる方もいるので要注意です。
注意!古い登山靴は靴底がはがれることもあります。
ガイドツアー中によくあるのですが、長い期間しまいっぱなしで使っていない登山靴は、ソールの接着剤が劣化して剥がれてしまうことが多いです。
製品にもよりますが、5年以上はいていないトレッキングシューズは使用をさけていただいたほうが無難だと思います。
③レインウェア・カッパ
登山用の上下セパレートのものを準備してください。
天気のいい日でもレインウェアは必須の装備です。
強風時は体の熱を逃がさないように使います。
山中での急な天候変化に対応するためにも絶対に必要なので、必ず持ち物に加えてください。
たまに素肌の上に着てくる方がいますが、レインウェアは着ているシャツやズボンの上に羽織るように使います。
途中で天気が良くなったり、暑くなったら脱げるようにしてください。
コンビニや100円ショップで売っているようなビニールカッパはNGです。使用を避けてください。
木の枝に引っかかってすぐに破れますし、中が蒸れてビショビショになります。
雨具を選ぶ際は、値段は高くなってしまいますが生地が透湿性の高いもの(ゴアテックス製など)を選んでいただくと使用感がとても快適でおすすめです。
④ヘッドライト・懐中電灯
縄文杉ツアーや宮之浦岳ツアーなど、早朝から行動するツアーでは季節によって(1,2,3,10,11,12月)は明るくなる前から行動することもあるので必要です。
また、トラブルによって下山が遅くなった場合に備えて持っていたほうが安心でしょう。
行動中に両手を使えるヘッドライトのほうが便利ですが、持っていないようなら小さな懐中電灯でも構いません。
⑤折り畳み傘
屋根のないところで休憩や昼食のときに使いますのであると便利です。
行動中は基本的に使いませんが、縄文杉トレッキング時のトロッコ道など歩きやすいところでは傘をさしながら歩くこともあります。
⑥ストック・ステッキ・トレッキングポール
上手に使うことができれば歩行時にバランスがとりやすく、下りで足の負担を減らすことができます。
体力に自信があって元気な方には必要ないと思います。
持ち手がI字タイプとT字タイプの2種類ありますが、初心者にはT字タイプが使いやすいです。
杖をもっていないほうの手で回りをつかめるように、2本ではなく1本で使うとあつかいやすいと思います。
⑦手袋
急登で周りをつかみながら登るとき、気になる方は準備してください。
寒い時期(11月~3月)は指先から冷えてくるので、防寒対策で必要です。
軍手でもいいのですが、雨の日は濡れて冷たいです。
そこでおすすめはホームセンターなどでも手に入る、作業用や園芸用のゴム手袋です。
値段も手ごろで、どこでも手に入るので用意しやすいと思います。
防水性のあるものだと、ショーワグローブのテムレスが圧倒的におすすめです。
通常タイプと内面がパイル地の防寒タイプがあります。
登山用品店では黒色、ホームセンターでは作業用の青色が取り扱われていますが、製品としては色以外基本どちらも同じです。
もともとは作業用の手袋なのですが、いまでは登山者の利用が増えました。
屋久島ガイドのあいだでも愛用者が多い手袋です。
⑧帽子・レインハット
宮之浦岳ツアーや黒味岳ツアーなど、山頂を目指すツアーの際には日差し対策で使います。
縄文杉ツアーや白谷雲水峡ツアーなど森の中を歩く場合は、日影が多いので紫外線対策としては使いませんが、雨天時の視界確保のために使うと有効です。
防寒対策としては季節に応じて、気温にあった材質のものを使ってください。
屋久島の宿泊トレッキング・登山で必要な装備
屋久島の山小屋はすべて無人の避難小屋です。
宿泊時に使う持ち物や食べ物、調理道具はすべて自分で用意する必要があります。
宿泊を伴うツアーの場合、上記日帰りトレッキングで必要な装備にプラスして、
- ①シュラフ・寝袋
- ②登山用スリーピングマット
は最低限必要です。
日帰り登山よりも持ち物が多くなるので、ザックも容量の多いもの(40Lくらい)を合わせて準備してください。
各避難小屋には定員があり、入りきれない場合はテントを使用することもあります。
※屋久島での避難小屋についての詳細はこちらをご確認ください。
※ガイドツアーにご参加いただく方は、食べ物、食器、調理道具、テントはこちらで準備しますのでご用意いただく必要はありません。
①シュラフ・寝袋
避難小屋宿泊の場合、3シーズン用の寝袋が快適だと思います。
縄文杉1泊ツアーで使う高塚小屋は標高1300mくらいで、平地よりも気温が7.8~9.1℃くらい低くなります。
雨で濡れないようにビニール袋へいれてからザックヘパッキングしてください。
②登山用スリーピングマット
寝袋の下にひくマットレスです。
断熱性とクッション性があるマットを敷くと宿泊時にとても快適です。
ウレタンやスポンジを使っているマットや空気を入れて使うエアマットがあります。
製品にもよりますが、収納サイズはエアマットのほうがコンパクト。ウレタンやスポンジを使っているタイプのほうが丈夫です。
好みなものを用意してください。
③着替え・タオル
避難小屋到着後に着替えができるようにTシャツと靴下の着替えは持っておくといいでしょう。
雨で濡らさないように、まとめてジップロックへ入れてからパッキングしてください。
④フリース・ダウンジャケットなどの防寒着
平地との標高差がある山中で宿泊する場合、朝晩はとくに冷え込みます。
寒いのが苦手な方は、夏でも薄手のフリースやコンパクトになるダウンジャケットを準備しておくと安心です。
登山用でなくても、例えばユニクロのウルトラライトダウンジャケットなどでもOK。
⑤トイレットペーパー
宿泊する各避難小屋にあるトイレにはトイレットペーパーが常備されていません。
ご自分でお持ちください。
また、食事で使った食器の汚れをふき取る際にも使います。
屋久島のトレッキング・登山で持っていると便利な持ち物
①大きなビニール袋・ジップロック
持っていると雨対策に有効です。
どちらも普段から身近に使っているもので、持ってくるときもかさばるものでもないので事前に準備しておくととても便利ですよ。
大きなビニール袋は、ザックに入れる持ち物が雨で濡れないように、あらかじめ大きなビニール袋に入れて使います。
宿泊で登山をする場合は、寝袋を必ずビニール袋に入れてからパッキングしてください。
たまにザックカバー代わりにビニール袋でザックを外から覆っている方を見かけますが、雨対策として有効ではありません。
ジップロックは、スマートフォンや財布、カメラなど濡れたら困るものを入れて使います。
急な雨で大切なものを濡らしてしまう前に入れておいたほうが、のちのち後悔しないと思います。
②携帯トイレ
縄文杉や白谷雲水峡など登山客の多いエリアは普通の既設トイレが整備されているのですが、日帰りの宮之浦岳登山や縦走登山時は長い時間トイレが整備されていない区間もあります。
心配な方は事前に携帯トイレをご準備ください。屋久島でも購入できます。
※屋久島での登山中のトイレ情報はこちらをご覧ください。
屋久島内に登山用品のレンタルショップもあります。
登山用品はすべてそろえるとなると高額になりますので、必要な装備をお持ちでない場合は島内のレンタルショップを利用するのも一つの手だと思います。
ここで紹介しているショップは、ツアー中にお客様が使っているものを見ていてもレンタル品の手入れも行き届いていると感じるので安心してご利用いただけると思います。
在庫に限りがありますので、ご希望の方は事前に予約をしてください。
ツアー日の受け取りはできないので、ツアー参加日の前日までに受け取りをお願いいたします。
【安房】屋久島のレンタルと登山用品 『山岳太郎ショップ』
安房地区にある登山用品レンタルと販売のお店。
屋久島中でレンタル品の品質が1番高いと思います。
山中での宿泊時に便利なフリーズドライ食品やガス缶の取り扱いもあります。
【安房・空港前】屋久島登山用品 レンタルの山下
安房(本店)と空港前(支店)にある登山用品レンタルのお店です。
安房(あんぼう)店と空港前(くうこうまえ)店のどちらでも受取・返却が可能ですので、行き先やお泊りの宿に応じて利用できます。
【宮之浦】ナカガワスポーツ
宮之浦地区にある登山用品レンタルとスポーツ用品販売のお店です。
好立地なので、宮之浦の宿にお泊りの方に便利です。
https://www.nakagawa-sports.com/
【宮之浦】屋久島でレンタル用品をお探しなら『やくしま屋』
宮之浦地区にある登山用品レンタルのお店です。
宮之浦の宿・港までの無料配達をしてくれます。
http://yakushimaya-rentalu.com/